6月30日（金）にオートバイレーサーの阿部恵斗さんが東京本校に来てくれました。阿部さんは5月21日（日）に開催された全日本ロードレース第3戦においては、ST600クラスRace1で1位、Race2では2位。また、6月24日（土）、25日（日）に開催されたFIMアジアロードレース第3戦となる日本ラウンドでも、SS600クラスRace1で1位、Race２では僅差で2位という好成績を収めています。

2022年3月にNHK学園を卒業した阿部さん。14歳からレースに参加を開始し、レースとの両立のためにNHK学園スタンダードコースへ入学しました。
ちょうど在学していた頃は苦しい時期で、トレーニングに一生懸命取り組んでも、成績がついてこないという状況が続いていたそうです。「どうしたら成績が伸びるか」「今のトレーニングの何がいけないのか」を考えた結果、トレーナーについてもらったり、「何を強化するためのトレーニングなのか」ということを明確にしながら取り組むように変化してきたそうです。そして、それが、徐々にレース成績につながるようになってきた、という話をしてくれました。
そして、「それは、レースに限った話ではなく、他のスポーツにおいても、大学受験においても同じ」という話に、生徒たちは聴き入っていました。

当日は体育館に集まった生徒向けに、実際にレースで使用しているオートバイを展示してくれました。その場でエンジンを掛けて、その爆音を体感した生徒からはどよめきが！そして、生徒からの質問タイムには、さまざまな質問が投げかけられました。
「どれくらいのスピードで走っているのか」
「エンジンの構造は？」
「運転免許が取れない年齢でレースに出られるの？」
「在学中レポートの提出が遅れてしまったことはありますか」　などなど
本当にいろんな質問が生徒から発せられました。

最後には、バイクに触らせてもらったり、乗らせてもらったり、と大サービス。お話終了後も大きな盛り上がりを見せていました。